About us 当院について

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笑顔に、
つなげるために。

私たちが提供するのは、
ご自宅や施設に医師が
お伺いする訪問診療。
通院が困難な方、
ご自宅での療養を希望される方、
終末期を迎える方など、
様々な症状の
患者様がいらっしゃいます。

当院が大切にしているのは、
訪問診療により
穏やかな日常をお過ごしいただき、
患者様が少しでも
笑顔になれるひとときを届けること。
そしてその笑顔は、
きっとご家族の安らぎへと
つなげていくことでしょう。

すべては「笑顔に、つなげるために。」
ご家族や医療・介護関係者の
皆様と強固なつながりをもって
安心できる在宅医療を提供するとともに、
患者様の健康と暮らしに
真摯に向き合って参ります。

院長メッセージ

院長

自分らしく生きるために

当院は2019年4月に横浜市青葉区奈良で開業し、5年目を迎えました。
開業前に大学病院、急性期病院、地域医療、在宅医療の経験を経て、その中でも在宅医療に大きなやりがいを感じたことを今でも覚えています。高齢化社会、多死社会ともいわれるこれからの日本ではより一層必要になる医療分野だと考え、学生時代を過ごし慣れ親しんだ横浜市青葉区で在宅医療に携わっていくことを決意しました。

開業後の2020年からは新型コロナ感染症の流行によって入院中の面会が困難になった事もあり、悪性腫瘍など重篤な疾患の緩和ケア管理を自宅で行う方が非常に増えました。そのような中で様々な方の人生に関わりを持つようになり、その人その家それぞれの形を診させていただきました。
人生の終末期を迎えるにあたりその人らしい生活を支えることに全力を尽くし、患者様・ご家族・関係事業所との関わりの中で多くのことを学ばせていただきました。私自身、開業後に父を肺癌で亡くしました。父も開業医であり、亡くなる直前まで診療を続けたいという父の想いを支えるために自宅での有事の対応を行った経験も在宅医療を行う上での糧になっています。
看取りという最後の瞬間に向けてどのように生きていくか、どのように過ごしていくかを患者様・ご家族と一緒に考えていくこと、地域の関係事業所と連携し安心して生活できる環境づくりを行っていくこと、最後に「いい人生だった」といってもらえるような在宅医療を提供することが当院の役割だと考えています。

今では年間130名を超える患者様の自宅看取りをさせて頂いております。常勤医師5名と非常勤医師7名で主治医+チーム制の形をとっており、患者様やご家族が何を望んでいるか、一番良い形は何かということへ常に耳を傾け、タイムリーな情報共有を行い、時には議論しながら診療を行っております。 癌診療に長けた医師が複数在籍している事、精神科医師の診察、 循環器、耳鼻科、皮膚科、眼科等のコンサルテーションによって包括的な医療の提供を心掛けております。

また、当院は男性医師含めスタッフの育休、子どもの習い事への配慮、共働きスタッフの時間管理などそれぞれのライフスタイルによって柔軟に職場環境を改善していく事でより良い持続可能な在宅医療を提供してまいりたいと考えております。

2025年2月から名称を『あおばリガーレクリニック』へ変更し、より一層地域医療の発展へ邁進してまいります。

あおばリガーレクリニック 院長 大関 理宏

診療実績

受入れ患者数

年 度 受入れ患者数
2019年度 142名
2020年度 201名
2021年度 243名
2022年度 317名
2023年度 343名
上記の表をグラフ化したもの

自宅看取り患者数

年 度 自宅看取り患者数
2019年度 28名
2020年度 82名
2021年度 75名
2022年度 103名
2023年度 131名
上記の表をグラフ化したもの

自宅看取り患者比率

年 度 自宅看取り患者比率
2019年度 58.3%
2020年度 83.6%
2021年度 70.7%
2022年度 74.1%
2023年度 76.1%
上記の表をグラフ化したもの

往診実績

年 度 臨時・
緊急往診
夜間往診 深夜往診 休日往診
2019
年度
27 39 21 26
2020
年度
69 65 61 33
2021
年度
39 31 41 25
2022
年度
95 63 69 49
2023
年度
167 90 58 60
臨時・緊急往診
上記の臨時・緊急往診の表をグラフ化したもの
夜間往診
上記の夜間往診の表をグラフ化したもの
深夜往診
上記の深夜往診の表をグラフ化したもの
休日往診
上記の休日往診の表をグラフ化したもの

主病分類別 患者割合数

分 類 主病分類別
患者数
主病分類別
患者数割合
がん 442名 36%
心疾患 132名 11%
認知症 130名 10%
老人性疾患 103名 8%
精神疾患 75名 6%
整形疾患 72名 6%
呼吸器疾患 65名 5%
脳血管障害 63名 5%
腎疾患 62名 5%
難病 53名 4%
その他 34名 3%
肝疾患 15名 1%
上記の表をグラフ化したもの

当院の特徴・診療方針

  1. For Someone思考

    訪問診療では、通院が困難な方や終末期を迎える方など、患者様も高齢の方が多くいらっしゃいます。
    ご本人はもちろんのこと、ご家族の方々もたくさんの不安を抱えることでしょう。
    当院では、安心して訪問診療をご活用いただけるよう、患者様第一の考え方でホスピタリティー溢れる診療と患者様の生活に寄り添うサポートを徹底しています。

  2. 柔軟・迅速な対応

    患者様やご家族、医療・介護機関との密な連携により、
    契約から診療までの流れを最短当日中に対応可能。
    また、緊急時の相談窓口を備えており、
    有事の際もスピーディーに患者様を受け入れられる体制を整備しています。

  3. 地域連携重視の
    チーム医療を提供

    患者様、ご家族に関わるすべての医療・看護・介護関係者との密な連携による
    地域ネットワークを構築し、情報を一元化することを目標にしています。
    在宅医療で大切なのは、患者様に関わる多職種間の連携です。
    定期カンファレンスなどを実施し、多くの情報を集めることにより診療の質を高めています。

  4. 豊富な緩和ケア

    癌診療に長けた複数医師が在籍し、精神科医師、
    薬剤師経験のある医師と共有しながら緩和ケアを行っています。
    医療用麻薬の持続皮下注射や胸水・腹水穿刺等による苦痛緩和の経験も豊富です。

  5. 多様な専門領域を
    有する医師による診療

    常勤医、非常勤医それぞれの専門領域を有する医師が在籍しており、
    患者様の症状に最適な医療を提供可能。
    呼吸器内科、循環器内科、腎臓内科、消化器外科、放射線科、精神科、皮膚科、耳鼻科など
    幅広い需要にお応えします。

  6. 薬剤師経験を生かした
    内服調整

    薬剤師経験を有する医師が在籍しており、きめ細かな内服調整を得意としています。

  7. 「最期まで家で」を
    サポート

    訪問診療は高齢者の方々や終末期を迎える患者様が割合として多く、ご家族は最期を穏やかに
    過ごすことができるか、いつか自宅で亡くなってしまう大きな不安を抱えていらっしゃいます。
    患者様とご家族の方々に安心して穏やかな終末期をお過ごしいただけるよう、
    これまで多くの患者様の最期を看取ってきた当院だからこその手厚いサポートも特徴の一つです。